所在地:京都市右京区龍安寺朱山
最寄りバス停:竜安寺前
龍安寺の裏手には5つの天皇陵と1つの皇后陵と1つの火葬塚があります。
そのうちの1つが一条天皇 円融寺北陵です。
これら陵墓への参道は龍安寺駐車場内の北西奥にあり駒札が立っています。
また龍安寺の境内から行くことも可能です。(要拝観料)
参道途中には車止めや柵などがあり、ちょっと進みづらい雰囲気…。
天皇陵参拝以外の目的での進入禁止といった旨の張り紙も。
天皇陵行くことが目的だから通らせてもらいますが。
まず辿り着くのは禎子内親王の円乗寺東陵です。
そこを通り過ぎ墓所へと至る道(山中に続く階段)を上ります。
(右方向へ延びる階段は墓地に続く道なので、まっすぐ進みます)
この先は少し長めの石段です。しばらく上っていくと開けた場所に出ます。
ここが一条天皇 円融寺北陵(および堀河天皇 後円教寺陵)。
陵墓の前は京都市内から大阪の方まで見渡せる屈指の眺望スポットで、その点でも有名なよう。
天気の良い時などは本当に雰囲気が良く、しばらくの間景色と天皇陵を交互に眺めていたくなるような場所です。
陵墓の左手にはさらに奥へと進む道が延びており、石垣に沿って歩くと、陵墓の周りを一周することができます。
(途中衣笠山へ向かう道も延びています)
また石垣に沿って曲がらずに、さらに奥に進む(上り道です)と円融天皇の火葬塚に辿り着きます。
なお裏道?として、宇多天皇陵参道(仁和寺裏)や衣笠山から向かうことも可能です。
宇多天皇陵参道は仁和寺の裏にある京都府聾学校脇から、原谷へと至る道の途中にあります。
舗装されていない山道を歩くことになるので、山歩きのための準備をしっかり整えた上で向かうことをお勧めします。
金閣寺の東側を通る鏡石通を北に行った場所にある火葬塚。
ただ、鏡石通を北上するよりは、西大路通と北大路通の交差点(金閣寺道のバス停前)から、まっすぐ北に延びる細い道を直進した方が分かりやすいかもしれません。
この道は最終的に西側を走る鏡石通と合流しますが、その合流点手前の曲がり角に火葬塚があります。
道路より一段低い場所にあり、奥まっていてやや目立ちませんが、火葬塚に隣接して小さな公園があるのでそれを目印にされると見つけやすいかと思います。
火葬塚の裏手は谷になっていて川が流れています。